日本維新の会の前原誠司共同代表らは4日、参院選での苦戦を受け、党幹部会合で吉村洋文代表(大阪府知事)に引責辞任する意向を伝えた。各種報道機関が報じた。
吉村氏は4日の非公式の幹部会合で、執行部人事を刷新する考えを示したという。これを受け、前原氏や岩谷良平幹事長、阿部司総務会長、漆間譲司国対委員長が辞意を明らかにしたという。吉村氏は扱いを保留にしているという。
参院選では、維新は7議席の獲得にとどまり、比例代表は前回2022年の約784~約437万票と大幅に票数を減らした。こうした結果を受け、執行部の責任を問う声が上がっていた。
維新の人事をめぐっては、近く代表選を実施するかどうかを国会議員や地方議員らによる電子投票で判断する予定だ。
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