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台湾・香港 自然と文化が織りなす春の絶景

夜空を舞う20万のホタル=ホタルの観賞シーズンの台湾

2025/04/07
更新: 2025/04/07

「那瑪夏区は仙人が住む所」

 

=陳其邁(ちんきまい)高雄市市長

(2025年3月12日イベントのPR記者会見にて)

台湾南部・高雄市の先住民集落・那瑪夏区では、毎年恒例の「ホタル祭り」を開催中。

15種以上、20万匹におよぶホタルが春の夜空を星のように彩る光景がネットでも話題となっている。

同地区ではホタルの季節に合わせ、4月27日までホタル観賞のほか、桃も堪能できる。

「仙人が住む」那瑪夏区では、夜はホタル、昼は大自然の迫力を体感できる「嗡嗡大峽谷」や先住民文化と触れ合える。また、地元産の水蜜桃や龍鬚菜(*)を使った料理、地元ならではのカフェなど、食の楽しみも豊富だ。*龍鬚菜とは佛手瓜(ハヤトウリ)と言う瓜の実がなる前の時期の葉の部分だ。つるが巻き、龍のひげのように見えるのでこの名が付いた。

風にそよぐ木々の音、足元に咲く春の草花、そしてホタルが織りなす幻想の瞬間。ホタルが発する光は、はかなく、辺りを電灯のように照らしはしないけれども、しっかりとした光で命のリズムを刻みながら夜空に舞い、見る者の心を和ませる。

この春、「仙人が住む地」・那瑪夏で、「心を照らす旅」に出かけてみてはどうだろうか。
 

台湾高雄市の先住民集落・那瑪夏区のホタル (台湾・中央通訊社より提供)
李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!