仏海軍艦、台湾海峡を航行 西側の中国けん制の動き広がる

2024/10/30
更新: 2024/10/30

[台北 29日 ロイター] – 台湾国防部(国防省)は29日、フランス海軍の艦艇が台湾海峡を北方向に向けて航行したと発表した。台湾海峡を巡っては中国が主権を主張しており、西側諸国がこれをけん制する動きが広がっている。

同省は、台湾軍が船舶を監視しており、状況は「通常通り」だと指摘したものの、詳細については明らかにしていない。

フランス政府と中国からすぐに反応はなかった。

フランス海軍は昨年を含め、これまでにも同海峡を通過している。9月にはドイツ海軍の艦艇2隻も同海峡を航行している。

米海軍も同盟国の艦船を伴って、同海峡を月に1回程度通過している。

Reuters