異例の「過去最多」「派閥なき」自民党総裁選 各候補者の主要政策とは “経験”か“刷新”か

2024/09/12
更新: 2024/10/29

自民党総裁選が12日告示された。総裁選への立候補者は1972年の推薦人制度の導入以降、過去最多の9氏が立候補した。候補者乱立で総裁選は異例の混戦を見せている。

立候補を表明したのは、以下の通り。

永田町で「コバホーク」と呼ばれる小林鷹之前経済安保担当相(49)ー8月19日出馬表明

安全保障分野の政策通で知られる石破茂元幹事長(67)ー8月24日出馬表明

知名度の高い河野太郎デジタル担当相(61)ー8月26日出馬表明

党きっての政策通で知られる林芳正官房長官(63)ー9月3日出馬表明

米トランプ前大統領に「タフネゴシエーター(手ごわい交渉人)」と評された茂木敏充幹事長(68)ー9月4日出馬表明

候補者の中で最年少の小泉進次郎元環境相(43)ー9月6日出馬表明

安倍晋三元首相に近いとされる高市早苗経済安保相 (63)ー9月9日出馬表明

安倍・菅・岸田内閣で要職を歴任した加藤勝信元官房長官(68)ー9月10日出馬表明

安倍・菅両内閣 で法相を務めた上川陽子外相(71)ー9月11日出馬表明

総裁選への立候補を目指していた斎藤健経済産業相や青山繁晴参院議員、野田聖子衆議院議員は、推薦人の確保が難しいとして立候補を断念すると発表している。野田氏は、小泉氏の推薦人になり支援する考えを示した。

自由民主党のホームページに掲載されている総裁選の宣伝ポスター

「ポスト岸田」候補が9人 なぜ多いのか

候補者の乱立を防止する目的で、党所属国会議員20人の推薦が必要となる制度が導入された1971年以降、2008年と2012年の5人を上回る過去最多の9人が立候補している。

なぜ今回の総裁選で立候補者の数が多くなったのか。主要な要因は、自民党内の派閥(麻生派は解散せず)が解散したことにより、派閥単位で出馬するという不文律が崩れ、推薦人さえ確保できれば立候補することができるようになったため、立候補者の数が従来の総裁選と比べ大幅に大きくなったとみられる。

岸田総理は不出馬

岸田氏は14日、9月の自民党総裁選に出馬せず、任期満了で退陣する意向を表明した。

記者会見で、不出馬の理由について「自民党が変わることを示す最も分かりやすい第一歩は、私が身を引くことだ」と説明。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と自民党との関係や党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題などで、内閣支持率は低迷し、自民党への逆風が強まる中、総裁再選は困難と判断した。

各候補の主要政策は

〈選択的夫婦別姓〉

小泉氏と河野氏、石破氏、上川氏はそれぞれ賛成の立場を表明。林氏は「意見集約が大切」、茂木氏は「もう少し世論の醸成・集約が大切ではないか」などとして、立場を明確にしていない。高市氏と小林氏、加藤氏は慎重な姿勢を示している。

〈拉致問題〉

積極的な議論は見られていない。NHKなどによると、北朝鮮による拉致被害者の家族らが11日に国会内で開かれた記者会見で、「拉致問題に対する言及があまり見られないことに強い危機感を持つ」と指摘。「候補者の方々には、私たちの必死の思いを受け止めてほしい」と訴えた。

〈憲法改正〉

9候補とも、憲法改正に賛成している。小林氏は「可能な限り早期実現」、茂木氏は「3年以内に憲法改正」するとしている。
石破氏は9条2項削除および国防軍の明記、林氏は自衛隊の明記を行うとしている。高市氏は「新しい憲法制定」を提唱している。

〈外交および防衛政策〉

小林鷹之氏
防衛力の強化。国家安保戦略の確実な執行、防衛生産基盤強化、自衛官の抜本的処遇改善、能動的サイバー防御の法整備、新たな外交戦略「BRIDGE」を掲げ、グローバルサウスと欧米先進国の「架け橋」となり、国際秩序を強化する役割を果たす。

米中とは異なる、日本にしかできない方法で世界をリード。

我が国初となる「経済安全保障戦略」の策定、インテリジェンス機能の強化。

石破茂元幹事長
拒否的抑止力の着実な向上と新時代にふさわしい多国間安全保障体制を
構築。

日米の信頼関係を抜本的に強化し日米同盟の実効性を高める。

アジアと歴史に誠実に向き合う外交を展開し、中国や韓国、北朝鮮など近隣諸国をはじめとするアジア諸国との信頼関係の構築に努める。

アジア版NATOの創設を目指す。

政府が主体的に拉致問題に取り組む体制をつくるため、東京と平壌に連絡所を開設して拉致問題の解決を目指す。

河野太郎デジタル大臣
台湾など想定し得る有事に備える自衛隊の防衛力整備。

安保理改革をはじめとして時代に沿った国連憲章の見直しをリード。

グローバルサウス、特に中東への政治的な関与を深めていく。

装備品の安定供給とコスト削減のための防衛産業の基盤づくりのために輸出を進める。

自衛隊の陸海空、及び宇宙、サイバー部隊のバランスの適正化を進める

能動的サイバー防御の法制化とサイバー部隊の高度化を進める。

林芳正官房長官
法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて積極的な外交を展開。

中国による牛肉や水産物などの食品の輸入規制の即時撤廃を求める、農林水産物の海外輸出の拡大に取り組む。

日米同盟の抑止力と対処力を高め、東シナ海などでの権益を守る

茂木敏充幹事長
日米関係を国際社会の平和と安定を支えるための「エッセンシャル・パートナー」にする。

対中政策としては、力による一方的な現状変更の試みには毅然として対応することが基本姿勢。

対北政策としては、金正恩総書記との早期の首脳会談を実現し、拉致問題の解決を図る

小泉進次郎元環境相
防衛力強化加速、防衛費の対GDP比2%を速やかに実現。日米同盟強化。首脳レベルの戦略的外交、中国や北朝鮮との直接対話も。

高市早苗経済安保相
宇宙・サイバー・電磁波領域、無人機、極超音速兵器、自律型 AI兵器など新たな戦争の態様に対応できる国防体制を構築。

人工衛星と海底ケーブルの防御も強化。

ウイグル・チベット・モンゴル民族・香港など中国の人権を巡る諸問題、経済的・軍事的威圧について、主張すべきは主張し、責任ある行動を強く求める。

台湾のTPP加盟申請を歓迎し、WHO総会へのオブザーバー参加を応援

北朝鮮に対しては、首脳会談の実現や同盟国との連携など、あらゆる手段を尽くし全ての拉致被害者の早期一括帰国を求める。

加藤勝信元官房長官
日米同盟の深化、同盟国との連携をはじめとする安全保障体制の整備・強化

自由で開かれたインド・太平洋の推進

防衛生産基盤強化と産業の育成、振興

サイバーセキュリティ強化、情報収集能力の強化

全ての拉致被害者の即時帰国に向けた日朝首脳会談の早期実現

上川陽子外相
「自由で開かれたインド太平洋」に基づく連携を強化。

紛争の予防に女性の参画が重要だとする「WPS(女性・平和・安全保障)」を推進。

〈経済・社会保障政策〉

小林鷹之氏
「経済が財政に優先する」。オールジャパンで日本経済を上昇気流に乗せる。
世界をリードする戦略産業を育成し、暮らしがよくなる実感を全国津々浦々に届ける新しい産業政策「シン・ニッポン創造計画」。

国家プロジェクトとして、地方に大胆に投資。地方はもっともっと稼げる。東京一極集中是正にもつなげる。

大企業と中小企業が、より対等な協働関係を構築し、中小企業の利益増大を徹底支援。本年中に物価高に伴う対策パッケージを打ち出す。

給付か負担かではなく、第三の道。イノベーションを通じて、成長産業でもある医療・介護の持続可能性を高める。

創薬を世界をリードする産業に。若い人たちに過度な負担がかかる現行の社会保障の概念を打ち破り、将来に安心と活力をもたらす社会保障制度改革。

石破茂元幹事長
デフレに後戻りしないマクロ経済政策は継続。

地域分散と内需主導型経済への転換。

経済政策の一貫性とリスク対応の機動性確保のため経済金融総合対応会議(日本版 NEC)を創設に重点を置き、財政規律にも配慮した経済財政運営を行う。

物価を上回る賃金の実現。

異次元緩和で銀行体力低下。

メリハリのきいた患者本位の医療を提供するための診療報酬を拡充。

保険外併用療養の活用で医療を活性化。

本人の意思を尊重した終末期医療を再構築。

河野太郎デジタル大臣
規制改革を断行し、社会課題解決をキーワードに民間主導の投資を創り出す(自動運転、スマートグリッド、GX、廃棄物・循環型経済)。

働く人の賃上げ、企業の成長を後押しする労働市場改革。

男女の賃金格差及び正規・非正規雇用の格差を是正し同一労働同一賃金同一待遇を徹底。

デジタルセーフティーネットの整備。

社会課題が集中する厚労省を厚生と労働に分割し、それぞれ専任の大臣を設置。

林芳正官房長官
最低賃金の引き上げなどで格差の是正を図る。

格差の是正と生活環境の改善を図るとして、エネルギー価格の抑制などの物価高騰対策や最低賃金の引き上げを行い、国民生活の安定を図る。

GX、DX、スタートアップやグローバルニッチトップ企業の支援、インパクト投資、ワット・ビット連携、金融所得課税は状況見て強化有無を検討。

成長戦略として漫画やアニメなどコンテンツ産業の強化。

不安解消、「ウェルビーイング向上社会」の実現、底上げによる格差是正と地域活性化による人口減少対応など。

茂木敏充幹事長
国民の所得向上を最優先目標に「増税ゼロ」の政策を推進。

経済成長により見込まれる税収増や外国為替資金特別会計(外為特会)など税外収入の増加。ふるさと納税版の「こども基金」の創設などを挙げ数兆円単位の財源を確保。

中小企業への支援やハローワークの抜本改革など3つの重点政策を実行することで名目成長率を2%台半ば以上に引き上げ、実質賃金のプラスを定着させて、半年以内にデフレ脱却が宣言できる状況にする。

厚生年金保険料の算定基準となる「標準報酬月額」の上限を見直し、収入が多い人に相応の負担を求める。

低所得世帯や子育て世代の負担は確実に軽減する。
「在職老齢年金」に関し、65才以上の人が一定の収入を得ると年金が減額される仕組みを見直す。

後発医薬品の業界再編を促し価格を大幅に下げる。

小泉進次郎元環境相
岸田政権の政策を基本的に踏襲。物価高対応で低所得者や中小企業支援。
解雇規制の見直しなど労働市場改革加速。
「年収の壁」の撤廃、労働時間規制の見直しなど人生の選択肢の拡大。

高市早苗経済安保相
様々な「リスクの最小化」に資する研究開発の強化、人材育成、安全・安心を担保できる製品・サービスの開発や社会実装、重要物資の調達などに資する財政出動や税制措置を行う「危機管理投資」

日本に強みのある技術分野において、早期の社会実装と国内外市場への展開に向けた戦略的支援を行う「成長投資」

努力した人が報われ、再起を期す人もチャレンジ精神を保持できる「給付付き税額控除」の制度化を検討。

人手不足の中でも就労時間調整の一因となっている「年収の壁」と「在職老齢年金制度」を大胆に見直し、「働く意欲を阻害しない制度」へと改革。

加藤勝信元官房長官
賃上げ促進税制の拡充や収入の壁を意識せず働ける環境整備。
国内消費の拡大、企業の収益力の向上を図るとともに、 DX・GX 等を推進する国内の設備投資等を促進し、生産性の向上を図り、さらなる経済成長の好循環を実現。

医療・介護のDX推進、人材の確保や処遇改善、物価に連動した薬価の見直し、創薬推進と薬の安定供給、5大がん検診・生活習慣病健診・国民皆歯科健診の推進、多職種連携による医療・介護の充実、低年金者の年金水準改善など、人生100年を健やかに暮らせる“健幸”社会を実現。

上川陽子外相
半導体やAI、ヘルスケアなど、新たな領域の成長に向け、「令和版産業構造ビジョン」を策定。

強力な物価対策と実質賃金アップを実現。
成長産業の育成。

経済・財政の強じん化。

「貯蓄から投資」の促進と所得再分配を確立し、中間層を広げる。
市場の信任を確保し、成長するための令和の財政強靭化に乗り出す。

9氏の推薦人

小林氏の推薦人
松本 洋平氏 (二階派)、石井 拓氏 (安倍派)、岩田 和親氏  (旧岸田派)、江崎 鐵磨氏 (二階派)、大野 敬太郎氏 (無派閥)、鬼木 誠氏 (旧森山派)、勝目 康氏  (無派閥)、熊田 裕通氏  (無派閥)、斎藤 洋明氏 (麻生派)、塩崎 彰久氏 (安倍派)、高木 宏壽氏 (二階派)、武部 新氏 (二階派)、田野瀬 太道氏 (旧森山派)、中川 貴元氏 (麻生派)、中曽根 康隆氏 (二階派)、本田 太郎氏  (谷垣G)、松本 尚氏 (安倍派)、務台 俊介氏 (麻生派)、友納 理緒氏 (安倍派)、豊田 俊郎氏 (麻生派)

石破氏の推薦人
岩屋 毅氏  (無派閥)、赤澤 亮正氏 (無派閥)、泉田 裕彦氏 (無派閥)、伊東 良孝氏 (二階派)、小里 泰弘氏 (谷垣G)、門山 宏哲氏 (無派閥)、平 将明氏 (無派閥)、橘 慶一郎氏 (無派閥)、田所 嘉徳氏 (無派閥)、谷 公一氏 (二階派)、冨樫 博之氏 (無派閥)、長島 昭久氏 (二階派)、細野 豪志氏 (二階派)、村上 誠一郎氏 (無派閥)、八木 哲也氏 (無派閥)、保岡 宏武氏 (谷垣G)、青木 一彦氏 (無派閥)、藤井 一博氏 (無派閥)、舞立 昇治氏 (無派閥)、山田 俊男氏 (旧森山派)

河野氏の推薦人
森 英介氏 (麻生派)、秋葉 賢也氏 (茂木派)、伊藤 忠彦氏 (二階派) 、井上 信治氏 (麻生派)、英利 アルフィヤ氏 (麻生派)、鈴木 馨祐氏 (麻生派)、田中 和徳氏 (麻生派)、塚田 一郎氏 (麻生派)、土田 慎氏 (麻生派)、永岡 桂子氏 (麻生派)、長坂 康正氏 (麻生派)、中西 健治氏 (麻生派)、牧島 かれん氏 (麻生派)、武藤 容治氏 (麻生派)、柳本 顕氏 (麻生派)、浅尾 慶一郎氏 (麻生派)、神谷 政幸氏 (麻生派)、武見 敬三氏 (麻生派)、藤川 政人氏 (麻生派)、船橋 利実氏 (麻生派)

林氏の推薦人
田村 憲久氏 (旧岸田派) 、石橋 林太郎氏 (旧岸田派) 、石原 宏高氏 (旧岸田派) 、江藤 拓氏 (無派閥)、金子 俊平氏 (旧岸田派) 、金子 容三氏 (旧岸田派) 、古賀 篤氏 (旧岸田派) 、後藤 茂之氏 (無派閥)、西田 昭二氏 (旧岸田派) 、渡辺 孝一氏 (旧岸田派) 、足立 敏之氏 (旧岸田派) 、越智 俊之氏 (旧岸田派) 、古賀 友一郎氏 (旧岸田派) 、小林 一大氏 (旧岸田派) 、こやり 隆史氏 (旧岸田派) 、櫻井 充氏 (無派閥)、藤木 眞也氏 (旧岸田派) 、古川 俊治氏 (安倍派)、星 北斗氏 (無派閥)、山本 啓介氏 (旧岸田派) 

茂木氏の推薦人
新藤 義孝氏 (茂木派)、東 国幹氏 (茂木派)、上田 英俊氏 (茂木派)、大西 英男氏 (安倍派)、梶山 弘志氏 (無派閥)、笹川 博義氏 (茂木派)、新谷 正義氏 (茂木派)、鈴木 憲和氏 (茂木派)、鈴木 隼人氏 (茂木派)、高見 康裕氏 (茂木派)、古川 康氏 (茂木派)、宮崎 政久氏 (茂木派)、簗 和生氏 (安倍派)、山本 左近氏 (麻生派)、上野 通子氏 (安倍派)、臼井 正一氏 (茂木派)、加藤 明良氏 (茂木派)、高橋 克法氏 (麻生派)、永井 学氏 (茂木派)、山本 佐知子氏 (茂木派)

小泉氏の推薦人
鷲尾 英一郎氏 (二階派)、あかま 二郎氏 (麻生派)、大串 正樹氏 (無派閥)、加藤 鮎子氏 (無派閥)、小寺 裕雄氏 (二階派)、小林 史明氏、武村 展英氏 (無派閥)、田中 良生氏 (無派閥)、辻 清人氏 (旧岸田派)、野田 聖子氏 (無派閥)、長谷川 淳二氏 (谷垣G)、古川 直季氏 (無派閥)、穂坂 泰氏 (無派閥)、星野 剛士氏 (無派閥)、山田 美樹氏 (安倍派)、山本 有二氏 (無派閥)、朝日 健太郎氏 (無派閥)、阿達 雅志氏 (無派閥)、三原 じゅん子氏 (無派閥)、三宅 伸吾氏 (無派閥)

高市氏の推薦人
中曽根 弘文氏 (二階派)、小林 茂樹氏 (二階派)、杉田 水脈氏 (安倍派)、鈴木 淳司氏 (安倍派)、関 芳弘氏 (安倍派)、高鳥 修一氏  (安倍派)、谷川 とむ氏 (安倍派)、土井 亨氏 (無派閥)、中村 裕之氏 (麻生派)、古屋 圭司氏 (無派閥)、三ッ林 裕巳氏 (安倍派)、若林 健太氏 (安倍派)、赤池 誠章氏 (安倍派)、有村 治子氏 (麻生派)、衛藤 晟一氏 (安倍派)、古庄 玄知氏 (安倍派)、佐藤 啓氏 (安倍派)、西田 昌司氏 (安倍派)、堀井 巌氏 (安倍派)、山田 宏氏 (安倍派)

加藤氏の推薦人
西銘 恒三郎氏 (無派閥)、あべ 俊子氏 (無派閥)、今枝 宗一郎氏 (麻生派)、上野 賢一郎氏 (旧森山派)、金田 勝年氏 (二階派)、亀岡 偉民氏 (安倍派)、櫻田 義孝氏 (無派閥)、中野 英幸氏 (無派閥)、橋本 岳氏 (茂木派)、平沼 正二郎氏 (二階派)、御法川 信英氏 (無派閥)、山下 貴司氏 (茂木派)、石井 正弘氏 (安倍派)、石田 昌宏氏 (安倍派)、小野田 紀美氏 (茂木派)、自見 はなこ氏 (二階派)、羽生田 俊氏 (安倍派)、比嘉 奈津美氏 (茂木派)、本田 顕子氏 (無派閥)、三浦 靖氏 (茂木派)

 上川氏の推薦人
牧原 秀樹氏(谷垣G)、井出 庸生氏 (麻生派)、井林 辰憲氏 (麻生派)、国光 あやの氏 (旧岸田派)、小泉 龍司氏 (無派閥)、小島 敏文氏 (旧岸田派)、仁木 博文氏 (麻生派)、深澤 陽一氏 (旧岸田派)、堀内 詔子氏 (旧岸田派)、松島 みどり氏 (安倍派)、松本 剛明氏 (麻生派)、盛山 正仁氏  (旧岸田派)、山口 俊一氏 (麻生派)、猪口 邦子氏 (麻生派)、今井 絵理子氏 (麻生派)、山東 昭子氏 (麻生派)、中西 祐介氏 (麻生派)、牧野 たかお氏 (茂木派)、森 まさこ氏 (安倍派)、若林 洋平氏 (二階派)

エポックタイムズ記者。『時事ノイズカット』の解説員。