鹿児島メガソーラー発電所で爆発炎上 消防隊1人大けが、3人軽傷

2024/03/28
更新: 2024/03/28

鹿児島県伊佐市のメガソーラー発電所で27日夜、爆発が伴う火災が発生した。消火活動にあたっていた消防士1人が顔に重いやけどを負う大けがをし、3人が軽傷を負った。火はすでに消し止められた。

27日午後6時すぎ、伊佐市大口大田にある太陽光発電施設「ハヤシソーラーシステム高柳発電所」で火災が発生した。付近の住民から「白煙が上がっている」との通報があり、消防隊が駆けつけた。

火災があったのはメガソーラー発電所内の蓄電設備が入っている建屋。MBC南日本放送の報道によると、消防隊員が建物の扉を開けたところ、爆発音とともに炎が上がった。火災により消防隊員の男性4人が救急搬送され、うち1人が顔に重いやけどを負ったが、命に別状はないという。

NHKによると、現場付近に住む住民は大きな音と衝撃波のようなものを感じ、建物が揺れたのを感じたという。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。