中国本土警察、強制排除現場に投入か=香港紙

2014/10/22
更新: 2014/10/22

【大紀元日本10月22日】香港紙・蘋果日報(アップルデイリー)電子版は22日の報道で、中国本土警察民主化デモの現場に投入された可能性を示唆した。

報道は、2日の夜(民主化デモ開始から5日目)、中国本土の警察官らしき大群が香港警察本部に入ったとの現場目撃証言を伝えた。これらの人々が占拠現場でどういう役割を果たしたかはまだ不明であり、「香港政府は説明すべきだ」と指摘した。

「一行はリュックサックを背負い、その表情と歩く姿から、すぐに本土の人だとわかった」という。

ネット上では、「現場の一部の警官が本土の言葉を話していた」「香港警察なら、公然と警棒で学生を殴るなどそれほど凶暴にならない」など、本土警察官の介入を疑う書き込みも少なくない。

香港の方言「広東語」は中国の広東省、広西省の方言でもあり、独特な発音で他の地区の人はなかなか操れない。本土の人なら、この両地区の出身でなければ、言葉からすぐにわかる。

(翻訳編集・叶子)