【大紀元日本2月23日】ニュージーランド南島クライストチャーチで発生した地震から一夜明けた23日、現地では夜通しの救出作業が続いている。地元当局によると、依然として100人以上が倒壊した建物に閉じ込められているという。また語学研修で滞在していた留学生ら日本人24人と連絡が未だにとれていない。
外務省によると、クライストチャーチ市内と近郊をあわせて日本人在住者だけでも3千人を超える。同庁は消防庁、国際協力機構(JICA)と共に被害状況把握と日本人安否の確認のために、現地へ緊急調査チームを派遣した。
旅行会社はすでに、ニュージーランド向けの催行を一定期間中止すると決定。22日夜の時点で、JTBでは団体旅行とパッケージツアー客あわせて464人が現地に滞在中で、そのうちの一部と安否確認ができていないという。