新唐人新年祝賀祭:観客の拍手喝采止まぬNY公演初日

2007/02/17
更新: 2007/02/17

【大紀元日本2月17日】あいにくの暴風雪にも係わらず、ニューヨーカー5千人がマンハッタンのラジオ・シティに集まり、「全世界華人新年祝賀祭」(新唐人主催)の初日公演を楽しんだ。芸術性に富んだ鮮やかで彩り豊かに輝く演出と文化の内包の深さに驚嘆し、満ちあふれる素晴らしさを賞賛した。

*ブロードウェイの一流の演出

障害者支援の公益事業に従事するジェームズ・ファラグナさんは、「中国伝統文化は道徳に基づいており、他の文化と同様に保護され、振興し普及させるべきだ。私はソプラノの歌声に魅了され、感動した。音楽は国境がなく、出演者の平和的な穏やかさを心の底から感受できる。まさにブロードウェイの一流演出だ。機会があれば、来年も観たい」と語った。

ニューヨーク市民のスティーブン・セバロスさんは、アジア文化が好きで観に来たと語り、「コスチュームがとても綺麗で、ストーリーも人の心を打つもので深く考えさせられ、踊りも美しく、すべての演出に目を見張った」と興奮気味に語った。セバロスさんは、左手の人差し指の指輪を見せながら、バレンタインデーにフィアンセと一緒に素晴らしいショーを楽しめて、本当に嬉しいと語った。

また、観客らは「エクセレント(最高だ)」「ワンダフル(素晴らしい)」「非常に壮麗で、彩り鮮やかで、奥深い意味が含まれて、平和で平静な舞台」と口々に褒め称えた。

マンハッタン島の南に位置するスタッテン島で商売を営んでいるインド系アメリカ人トマス・トマスさんは、「デイリー・ニュース」紙と「ニューヨーク・ポスト」紙から今回のイベントを知った。トマス氏は「very good and perfect。『燭光』の踊りは光り輝いていて、特に気に入りました」と語った。

*信仰は迫害されるべきではない

孫の薦めで祝賀祭を観に来た法律事務所に勤務するフェリエ・バヤードさんと、中学校の理事長を務める陳素蘭さんは共に、舞踊や歌唱の技術、立体音響効果、背景セット等の高技術を賞賛した。法輪功が迫害される内容の演目について、バヤード氏は如何なる場所や国においても、信仰のために迫害されることは決して許すことはできないと述べた。

*祝賀祭の内容は人心を教化

エスペラニア・フィルドさんは、家族全員が祝賀祭を観られて良かったとし、演目の中で、子供たちに対して文化および伝統の感化作用を及ぼす自然効果があると感想を述べた。米国へ移民して16年になる、保健食品の販売に従事するケン淑蘭さんも、中国伝統を内包する芸術演出は青少年教育にとって良い影響を与えると話した。

ニューヨーク州教育局のキンリー博士は「中華文化を宣伝する良い機会であり、演目の多くは啓発的なものであり、良識を持たせてくれる」と語った。

*祝賀祭を鑑賞できることは幸せ

2年前に中国山東省から米国に移住した66歳の張さんは、演出に感動し涙がこぼれたという。張さんは、祝賀祭が観られて本当に幸せだと語った。

*中国共産(中共)党文化が入っていない真の中華文化

カナダから観に来た孫大力さんは「新唐人の祝賀祭は何度観ても飽きない。仁・義・智・信などの表現は真の中国正統の文化を代表している。今の中国大陸の文芸演出はあまりにも物質的で商業的なものに走りすぎている。中国共産党(中共)の党文化が謳っているものは、民衆は観たくないから、観ながら罵っているのだ。しかし、選択する余地がないから、仕方なく観ている。最近のものは特にレベルが低く、経済的な利益を求める内容が多く、まさに芸術の堕落だ」と指摘した。

新唐人の祝賀祭を毎年鑑賞している台湾出身の張必強さんは、祝賀祭は年々良くなっていると語った。張さんは、中共は暴力を好み、始皇帝を利用して暴力を表し、文芸を利用して、大衆の思想が中共のイデオロギーに合致するように誘導している。中国の伝統文化の神髄は、中共に破壊されたため、新唐人が再現させたいところでもあるのだ」と語った。

(記者・岳芸/朱江)

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