北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記の妹で党副部長の金与正氏は、日本との関係緊密化に障害はなく、岸田文雄首相が平壌を訪問する日が来るかもしれないと述べた。北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)が15日に報じた
林芳正官房長官は16日の閣議後会見で、北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長が岸田文雄首相が平壌を訪問する日が来るかもしれないなどとする談話を発表したことについて「留意している」と語った。
北朝鮮は最近、相次いでミサイルを発射するなど軍事的な挑発を強めている。北朝鮮の弾道ミサイル発射は3月以来、半年ぶりだ。アナリストは、北朝鮮はバイデン政権に圧力をかけ、将来の対米交渉で影響力を獲得するため、挑発をエスカレートさせようとしていると語る。
2021/09/21
米紙ヘラルド・サンのコラムニスト、リタ・パナヒ(Rita Panahi)氏は14日、同紙に「北朝鮮の悪魔のプロパガンダにのせられてはいけない」との強い警告的なメッセージを含む文章を載せた。
2018/02/16
北朝鮮が7日、平壌で第2次朝鮮労働党中央委会員総会を開き、朝鮮中央通信は8日、金正恩・朝鮮労働党委員長の妹である金与正(キム・ヨジョン)氏が中央政治局員候補に、党中央委副委員長9人の中6人が新たに選出されたと報じた。朝鮮労働党の最高政策決定機関である政治局は、北朝鮮の党・政・軍の権力を掌握している。今回の人事により、党内の「金正日勢力」の衰退とともに「金正恩政権」への世代交代が行われ、キム一家独裁体制をさらに強化したと見られる。
2017/10/10