遼寧省を襲った大洪水、当局が隠そうとしている「真相」。
最近、中国新疆ウイグル自治区のタクラマカン砂漠で洪水が発生し、多くの人々の関心を集めている。
ソーシャルメディアに投稿されたいくつかの動画には、洪水で水没した道路を車がボートのように進む姿や、多数の車がエンジン故障で立ち往生している様子が映し出されている。
大洪水に見舞われた中国遼寧省、救援物資は政府の手にあり、被災民に届かず。
「災害があったことは今初めて知った!」とネットで怒りの声
被災地の情報を封鎖、被害状況の過少報告をする中国の地方政府。
国土の半分は洪水に沈んでいるなかで、中国共産党の高官はどこにいるのか?
7月22日夜、中国鄭州市で起きた集中豪雨により、市内の広範囲が水浸しとなり、多数の住民が困難な状況に追い込まれた。感電による死亡者も出るなど、市民の間ではこの災害が3年前に3千万人を超える被害を出した2021年河南洪水と同様の規模だとの声が高まっている。河南省新郷市や山東省青島市を含む他地域からも災害の報告が届いている。
近頃、中国の多くの省でダム放流が行われており、洪水を引き起こしている。
洪水により増水した世界遺産・「楽山大仏(四川省)」の足元の川で泳ぐ中年男女の集団。
中国での洪水の被害が再び注目されている。7月10日、中国の複数の省で続いている豪雨が深刻な災害を引き起こしているが、当局は死傷者の数を隠しているとされている。湖南省の一部地域では危険が高まっており、同時に三峡ダムが10日に放流を開始したことで、下流の住民たちの間に不安が広がっている。
5日夜、中国第2の淡水湖「洞庭湖」の堤防が決壊した。
この頃、中国湖南省では深刻な洪水災害に見舞われている。
30年に一度の大洪水に見舞われて深刻な被害を受けた、中国・桂林。水が引いた後、街に現れたのは
「懸命な救済ぶり」を演じる役人たち。
中国の一部地域では最近、集中豪雨が災害をもたらしている。特に6月24日には、「杭州の霊隠寺周辺で洪水が発生」というニュースが注目を集めた。同様に、中国南部では豪雨による洪水が続いており、多数のダムで放水作業が実施されている。
このほど、中国湖北省の養殖場で、鶏2万羽が溺死した。天災の背後にある「人災」とは?
中国南部・広東省梅州市を飲み込んだ洪水の「増水の速さ」を記録した動画をどうぞ。
洪水により16日に中国広東省梅州市で発生した土石流によって車ごとひっくり返り、27時間生き埋めになった男性が救出された。
数十秒で腰部にまで急激に増水 「洪水は天災ではなく人禍」
専門家はいう「中国の災害は一見天災だが、実際には人禍だ」
中国南部で発生した洪水が、100万人以上の生活に影響を及ぼしている。中共の発表では、最低でも13人が亡くなり、23人が行方不明とされているが、実際の状況は外部からは詳細が分かりにくいものとなっている。特に広東省の住民の中には、政府の放流で状況を悪化させたのではないかと指摘する声もある。