中国 世界で10万台規模が流通

中国製Wi-Fi機器に「裏口」 スマホやパソコン侵入の恐れ

2026/08/12
更新: 2026/08/12

スマホやパソコンをWi-Fiにつなぐための機器「ルーター」。世界で販売されている中国製ルーター20機種以上から、外部から勝手に操作できる「裏口」が見つかった。

発見したのは、米サイバーセキュリティ会社VulnCheckの最高技術責任者(CTO)、ジェイコブ・ベインズ氏だ。

問題のルーターは、中国・深圳のメーカー「智博通電子(Zbtlink Electronics)」が製造し、「Zbtlink」「Wiflyer」などのブランドで販売されている。ベインズ氏は、世界で少なくとも10万台が使われているとみている。

怖いのは、ルーターだけの問題ではないことだ。乗っ取られれば、同じWi-Fiにつないだスマホやパソコンなども狙われる恐れがある。

メーカー側は「客の依頼を受け、故障などを遠隔で直すための機能」と説明している。しかしベインズ氏は、「それなら、なぜ見つかりにくい形で入っていたのか」と疑問を示している。

問題発覚後、メーカーは対象製品の販売を停止した。ロイターが報じた。

日本で問題のルーターがどれだけ使われているかは分かっていない。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!