W杯初戦後の優勝確率変動 フランス首位 アメリカ急上昇【Opta分析】

2026/06/19
更新: 2026/06/19

アメリカ、カナダ、メキシコの3か国で開催されている2026年FIFAワールドカップは、6月18日、グループリーグ第1節の全日程を終えた。スポーツデータ分析企業のOpta Sportsは、これを受けて優勝確率のランキングを更新した。  

それによると、これまで最有力とされていたスペインを上回り、フランスが首位に立った。また、開催国のアメリカが順位を大きく上げ、上位に浮上した。  

フランスが首位 スペインは2位に後退 

Opta Sportsが発表したデータによると、フランスの優勝確率は15.87%で、1位となっている。  

フランスは初戦でセネガルに3対1で勝利し、攻守両面で高い評価を得た。エムバペ選手は2得点を挙げ、優勝確率は試合前よりおよそ3ポイント(%ポイント)上昇した。  

スペインはカーボベルデと引き分けた影響で、優勝確率が3.13ポイント下がり12.85%となり、順位は2位に後退した。  

前回優勝のアルゼンチンは、優勝確率を10.05%から12.23%に伸ばし、3位に浮上した。メッシ選手は初戦で高いパフォーマンスを見せ、チームの安定感を支えた。  

イングランドはクロアチアに4対2で勝利したが、優勝確率はわずかに下がり10.32%で4位となっている。5位以下はポルトガル、ドイツ、ブラジルの順となっている。  

第1節終了時点の優勝確率上位10チームは次のとおりである。  

1位 フランス 15.87%  
2位 スペイン 12.85%  
3位 アルゼンチン 12.23%  
4位 イングランド 10.32%  
5位 ポルトガル 7.04%  
6位 ドイツ 6.51%  
7位 ブラジル 5.48%  
8位 ノルウェー 4.70%  
9位 オランダ 3.22%  
10位 アメリカ 2.82%  

開催国アメリカの急上昇と視聴率

開催国のアメリカは、パラグアイに4対1で勝利し、順位を大きく上げた。  

この結果、優勝確率は1.52ポイント上昇して2.82%となり、順位は19位から10位に上がった。第1節で最も順位を上げたチームとなっている。  

また、この試合はアメリカ国内のサッカー中継としては過去最高の視聴率を記録した。  

ポルトガルは引き分け 初得点も  

第1節では、各地で注目される出来事もあった。  

ポルトガルはコンゴ民主共和国と1対1で引き分けた。コンゴのウィッサ選手の得点は、同国が1974年にザイールとして出場して以来、ワールドカップでの初得点となった。  

また、キュラソーはドイツに1対7で敗れたものの、大会初得点を記録した。  

得点数は最多更新 アフリカ勢が健闘  

第1節の24試合では、合わせて75得点が記録され、1試合平均は3.13得点となった。これは第1節としては過去最多である。  

中でもアフリカ勢の健闘が目立ち、カーボベルデがスペインと引き分けたほか、ガーナとコートジボワールも勝利を挙げた。  

Optaの分析では、欧州と南米の強豪が引き続き上位を占めており、全体の構図に大きな変化は見られていないとしている。  

Opta Sportsは1996年に設立されたスポーツデータ分析企業で、現在はStats Performの傘下にある。試合データの収集やリアルタイム分析、AIを活用した予測などを手がけている。

高杉