ロシア外務省は12月8日の日曜日、バッシャール・アサド大統領が反政府勢力との交渉後にシリアから撤退し、「平和的に権力を移譲する」よう指示したと発表した。
同省は日曜、メッセージアプリ「テレグラム」への投稿で、モスクワはこれらの協議に直接参加していないと述べた。また、シリアでの出来事を「極度の懸念をもって」見守っているとも述べた。
また、シリア駐留のロシア軍は厳戒態勢を敷いており、日曜午後早い時点ではシリアのロシア軍基地の安全に対する「深刻な脅威はない」とも述べた。
ロシアは2015年9月以来、イランと連携してシリアで軍事作戦を展開し、アサド政権が武装反政府勢力と戦い、国土の大半を奪還できるようにしてきた。
ロシアは現在、軍事資源の大半をウクライナに集中させているが、シリアにも軍事拠点を維持しており、現地の基地に軍隊を駐留させている。
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