28日午後、北京近くの河北省廊坊市燕郊鎮の車修理店で、またも爆発事故が起きた。
爆発の原因について、現地当局は、「電気自動車から出た火が車修理店に引火して爆発した」と公表している。
当局は「死傷者数ゼロ」と主張しているが、ネットユーザーらは発表された数字に疑問の声をあげている。
爆発当時、現場付近の市民は何度も「大きな音」を聞いていると証言しており、ネットに流出した爆発当時の様子を捉えた動画のなかには、燃え盛る炎と空高く舞い上がる黒煙が上がっており、現場は一時、騒然となっていた。
爆発の後、現地当局はすぐに情報封鎖に乗り出している模様。
(2024年3月28日午後、河北省廊坊市燕郊鎮の車修理店で起きた爆発事故の様子)
今回の爆発から約2キロ先の同じ町内の交差点(「文化大厦路口」)において、同月13日朝にも大きな爆発があった。この爆発による死傷者数は30人以上に上る。
地元住民は中国メディアに対し、近頃起きた2つの大きな爆発のほか、周辺地域では近年、相次いで爆発事故が起きていると明かしている。
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