[22日 ロイター] – 米疾病対策センター(CDC)は22日、新型コロナウイルスの国内新規感染者のうち、変異ウイルス系統「JN.1」の感染割合が19日時点で85.7%程度に上るとの推計を示した。JN.1が引き続き国内と世界で最も広く拡散しているという。
ただ、現時点では他の型より深刻な症状を引き起こす根拠は見つかっておらず、現在入手可能なワクチンはJN.1に対する予防効果を高めることが期待されるとした。
JN.1はBA.2.86の変異型で、世界保健機関(WHO)は昨年12月、「注目すべき変異株」に分類した。
CDCはJN.1の感染割合を83─88%と推計。5日時点では55─68%だった。
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