[17日 ロイター] – 米紙ワシントンポスト/マンモス大学が実施した最新の世論調査によると、2024年米大統領選に向けた共和党予備選の早期実施州である東部ニューハンプシャー州で、ヘイリー元国連大使が2位に浮上した。一連の討論会で評価を高め、支持を伸ばした。
ただ、首位は依然としてトランプ前大統領で、支持率で他の候補者を大きく引き離していることが分かった。
来年1月23日に実施されるニューハンプシャー州の予備選まで残すところ約2カ月となる中、トランプ氏の支持率は46%。
ヘイリー氏は18%にとどまっているものの、調査では3人に1人(35%)がヘイリー氏を第1もしくは第2候補と回答。さらに、現在トランプ氏を支持していない有権者の間では56%がヘイリー氏を第1もしくは第2候補と回答しており、ヘイリー氏が今後、ニューハンプシャー州の穏健派有権者の支持を取り込む可能性がある。
3位にはクリスティー前ニュージャージー州知事(11%)、4位には実業家のビベック・ラマスワミ氏(8%)がつける。これまでトランプ氏の最大のライバルになると目されていたデサンティス・フロリダ州知事は5位(7%)と後塵を拝した。
調査は今月9━14日、ニューハンプシャー州の共和党予備選挙の有権者606人を対象に実施された。
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