[ワシントン 31日 ロイター] – ロシアがウクライナ付近で軍備を増強させる中、米国防総省は31日、北大西洋条約機構(NATO)の東方に米軍を派遣する可能性について、東欧の同盟国と活発な協議を行っていると明らかにした。
国防総省は、新たな部隊の移動に関する決定は、先週発表した国内兵士約8500人の派兵待機とは別個のものと説明。バイデン米大統領が28日に東欧への「近いうちの」米軍派遣の可能性を表明したことを受けたものだという。
カービー報道官は、大統領が言及した部隊は、欧州内から再配置される可能性があると指摘。同盟国と緊密に協議しながら、最高司令官がそのような決定をした場合に備えた作業を進めていると明らかにした。
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