【大紀元日本8月24日】先月起きた中国の高速鉄道追突事故で、欠陥が見つかった信号システムを納入した企業グループの会長が22日午前、心臓病で急死した。中国政府の事故調査チームが同企業に対して立入調査をしている最中だった。 国内メディア各社が伝えた。
急死したのは中国鉄路通信信号集団の会長・馬騁氏。同企業グループ傘下の全路通信信号設計院が設計した信号制御プログラムに存在するロジックの間違いが事故原因の1つとされている。
馬氏が亡くなった同日、国家安全監督総局の報道官・黄毅氏は新華網の取材に、初動調査で、信号システムの設計上の欠陥を認めたと述べた。
国内ニュースサイト・財新網によると、馬氏には心臓病の病歴はなく、知人は「過度のプレッシャーと責任」が急死の原因だと話している。
(翻訳編集・張凛音)
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