【大紀元日本10月22日】写真は、聖ニコラス病院でコレラ患者に手当てをほどこす医療機関スタッフ。今年1月に大地震が発生したハイチの北部では最近、伝染病のコレラが流行し、AFPによると21日までに135人が死亡、1500人の感染が確認されている。
同国保健当局は、キャンプの衛生状態は悪く、医療施設も十分でないことから、当局ではキャンプの避難民にコレラが広まれば大惨事になりうると警戒を強めている。
1月に発生したマグニチュード7の大型地震により、ハイチでは25万人が死亡し、120万人が家を失った。首都周辺でも復興が進んでいない状況で、数十万人が避難民キャンプでテント生活を送っている。各援助機関によると、衛生状態の悪い環境で伝染病が発生すれば一気に流行につながると警告していた。