【大紀元日本7月11日】法輪功(FalunGong=ファールンゴン)迫害真相調査団(CIPFG)欧州分団はこのほど、ロンドン外国記者クラブにて記者会見を開き、欧州人権聖火リレー計画を発動することを発表した。1ヵ月後に、グローバル人権聖火リレーはオリンピック発祥地のギリシャから始まり、2006年冬季オリンピック・リュージュ男子一人乗り銅メダル獲得者ラトビアのマルティンス・ルベニス(Martins Rubenis)氏が欧州聖火リレー大使を担当することになっている。今回の記者会見にほかの出席者は、英国前ベテラン外交家のセラ卿、CIPFG欧州分団団長のジョン・ディー氏、オランダ詩人のウィルバート・スチュイフバーゲン氏、スイスの信仰団体インターフェイス・インターナショナルのチャーリース・グラブス博士および英国民主陣線代表の金露西氏。
CIPFG欧州分団団長で、カロライン・コックス(Caroline Cox)英上院議員は、記者会見で、「法輪功を迫害していることは、現在中国におけるもっとも深刻な人権災難である。中国政府は人権を改善することを承諾しながら、実際は国際社会を欺く粉飾手段に過ぎない。人権に対する迫害はいまだに続いている中国は、すでに2008年の北京五輪を開催する資格はないことを表している。五輪は人道に反する罪と同時に中国で行うことは断じて許されない」と指摘した。
コックス議員はCIPFGが5月30日に、北米中国共産党(中共)政権へ提出した3つの要求を繰り返し強調した。すなわち、①監禁されたすべての法輪功学習者を直ちに解放すること②法輪功学習者の権益を守り、支援する弁護士および正義たる人士(例えば、高智晟氏、力虹氏など)に対する迫害を中止すること③「臓器狩り」の提訴に関連し、制限されることのない、国際社会の独立調査を受け入れること。中共側が2007年8月8日までに、CIPFGの要求に対して満足の行く回答を出さなければ、CIPFGは全世界にわたるすべての正義の力を集合し、2008年北京五輪開催に対してボイコットすることを表明した。CIPFG欧州分団は記者会見で、今のところ、中共側から如何なる回答もなかったと明らかにした。
欧州聖火ランナー大使のマルティンス・ルベ二ス氏は記者会見に宛てた書面発表の中で、五輪は人類にとって最高道徳基準の象徴であるとし、北京は人類最高準則を代表する五輪を開催する如何なる道徳的な足がかりもないと指摘した。
CIPFGは国際社会の各界精鋭が300数人からなる団体で、豪州、アジア、欧州および北米の4大分団に分かれており、中共が法輪功学習者を虐殺し、臓器摘出し売買して営利することに対する訴えを通じて、迫害の真相を明らかにし、迫害に参与した者に対して「人道に反する罪」などの責任追及を行っている。
「人権聖火グローバル・リレー」はCIPFGが発起したもので、人権聖火リレーによって、中共の暴行および人道に反する罪を明らかにし、国際社会へ人類平和を象徴する五輪が血まみれな五輪(Bloody Harvest Games)にならないよう呼びかけている。
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