台湾法輪功、年度交流会を開催、7000人参加

2005/12/25
更新: 2005/12/25

【大紀元日本12月25日】台湾法輪大法2005年交流会は12月24日、台北で開かれ、7000人が参加した。中国から逃げ出した、胡錦濤中国国家主席の大学時代の同級生・張孟業氏が、大会で自らの迫害経験を語った。

毎年年末に行われるこの交流会は、学習者らが切磋琢磨する良い機会とされ、法輪功学習者の一大行事である。今年も弁護士や教師など、10歳にも満たない子どもから年配者までが自らの体験を発表した。中でも最も注目されたのは、本年11月に中国から逃げ出した、胡錦濤中国国家主席の大学時代の同級生・張孟業氏の発表。張氏はかつて法輪功に対する弾圧を止めるよう、胡主席に手紙を数回出したことがあり、10年間も肝硬変に苦しまれ、医者から死の宣告を受けたが、8ヶ月間法輪功を修煉したところ病気が完治したという。法輪功が中国で弾圧された1999年11月、張氏は妻と北京に行き中央政府に請願をしたため2年間の強制労働を科された。

張氏は、労働教養所で高濃度の塩水、唐辛子の水を飲まされたり、手足を縛られたまま逆さまにつるし上げ、頭を便器に突っ込まれたりする迫害経験を生々しく語った。

台湾で広まる法輪功

法輪大法とも呼ばれる法輪功は、「真・善・忍」原則に従い、性命(心身)ともに修める一種の仏家気功修練法である。1992年創始者の李洪志氏により中国で伝わられ、健康促進と道徳向上において顕著の効果が現れたため、中国本土で広まり、1999年までに7千万人も学習したという。1995年初めて台湾に伝えられ、現在に至って台湾ではすでに40万人が法輪功を学習しているという。

台湾法輪大法学会の理事長、台湾大学経済学院教授・張清溪氏は大会での紹介によると、毎年夏と冬の休みに台湾の中小学校で教師を対象して「法輪功研修会」を開き、すでに百以上の回数を超え、参加者数は、万人も超えたという。参加者は、現地教育局から修了証書を獲得するという。法輪功を学習する学校の教師と生徒が、一般対象群と比べ、道徳面と学力の向上に顕著な効果があるという。張教授によると、台湾にある煉功点は900以上もあり、活動は一切無料であり宗教のような形式というものもないというのが特徴で、民衆に大好評を博しているという。

修煉体験を語る学習者(大紀元)

修煉体験を語る学習者(大紀元)

修煉体験を語る学習者(大紀元)

司会者(大紀元)

会場の様子(大紀元)