【ゴルバチョフ】戦争せずに世界を変える (3)

中国共産党はソ連の弟であり、中国はソ連崩壊後、世界に残る最大の共産主義国家です。 ソ連最後の指導者であるゴルバチョフ氏もまた、中国に結び目を残していきました。 北京とモスクワの関係は1950年代に崩壊し、長い間相互訪問はありませんでした。1989年6月4日の天安門事件の前夜、開放と政治改革を唱えたソ連共産党書記長ゴルバチョフの北京訪問により、両国の関係は融和されました。 彼の平和的な政策により、中国は北方国境の軍事的圧力を緩和することができ、何百万人もの中国軍の武装解除につながったのです。

【ゴルバチョフ】戦争せずに世界を変える (1)

2022年8月30日、ソビエト連邦の崩壊をもたらしたミハイル・ゴルバチョフ氏が、長い闘病生活の末にモスクワで91歳の生涯を閉じました。 ゴルバチョフの死と同じ日、かねてから彼を共産党崩壊のアンチテーゼとしていた中国共産党は、第20回共産党大会の開催日程を発表しました。

銘茶伝説:最上のお茶「大紅袍」の由来

美しい景観を誇る中国・福建省の武夷山(ぶいさん)は、ウーロン茶発祥の地であり、その中でも「大紅袍」(だいこうほう)というお茶は、「茶王」と称されるほど有名です。

出世【ことばの豆知識】

「出世街道まっしぐら」「出世コース」。中国の人がこれを見たら、どんな「街道」、どんな「コース」を連想するでしょうか。中国語の『出世』には大きく分けて二つの意味があります。

多過ぎる「同姓同名」、中国社会の命名の悩み

中国では一文字の名前が多すぎるため、同じ苗字と名前を持つ人が数多くいます。陜西省の西安市だけで、「王波」という全く同じ発音で同じ漢字の名前を持つ人は4000人以上もいます。

黄山 中国で最も美しい絶景の名山

黄山(こうざん)は、中国安徽(あんき)省、黄山市の南部に位置し、東北から南西の方向に連なる山々です。中国五岳( 華山、 泰山、衡山、亘山、嵩山)と呼ばれています。崋山の険しさ、泰山の雄大さ、衡山の雲の眺め、亘山の滝などを全て備えた、中国でも有数の景勝地です。