中国の大手通販サイトで、失明につながる恐れのある危険な模造銃が「おもちゃ」として販売され、子供でも本人確認なしで購入できる実態が明らかになった。
市民の告発をきっかけに、中国メディア「荔枝新聞」が調査したところ、問題の商品は金属製で、実際に弾を発射できるものもあった。価格は約200~500元(約4700~1万1800円)。すでに数千点が売れていたという。
販売業者は購入希望者とのやり取りで、最大25~30メートル先まで弾が届くと説明していた。
記者が「発射できない」と表示された商品を購入して調べたところ、実際にはプラスチック製のBB弾を発射でき、厚紙を簡単に撃ち抜いた。
警察の鑑定でも、規制対象となる「模造銃」に該当すると判断された。至近距離で目に当たれば、角膜を傷つけたり、失明したりする恐れがある。
それほど危険な商品にもかかわらず、通販サイトでは十分な審査が行われず、未成年者でも本人確認なしで注文できる状態だった。
中国では、規制対象となる模造銃の製造・販売は法律で禁止されている。それでも今回、危険な商品が「おもちゃ」として大手通販サイトに並び、数千点も売れていた。
警察の鑑定で規制対象の模造銃と判断されたものの、10月19日現在、販売業者の摘発や商品の販売停止、通販サイトへの処分については明らかになっていない。
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