中国 おもちゃの名で数千点販売

中国通販で危険な「おもちゃの銃」野放し 子供も簡単に購入

2026/10/19
更新: 2026/10/19

中国の大手通販サイトで、失明につながる恐れのある危険な模造銃が「おもちゃ」として販売され、子供でも本人確認なしで購入できる実態が明らかになった。

市民の告発をきっかけに、中国メディア「荔枝新聞」が調査したところ、問題の商品は金属製で、実際に弾を発射できるものもあった。価格は約200~500元(約4700~1万1800円)。すでに数千点が売れていたという。

販売業者は購入希望者とのやり取りで、最大25~30メートル先まで弾が届くと説明していた。

記者が「発射できない」と表示された商品を購入して調べたところ、実際にはプラスチック製のBB弾を発射でき、厚紙を簡単に撃ち抜いた。

警察の鑑定でも、規制対象となる「模造銃」に該当すると判断された。至近距離で目に当たれば、角膜を傷つけたり、失明したりする恐れがある。

それほど危険な商品にもかかわらず、通販サイトでは十分な審査が行われず、未成年者でも本人確認なしで注文できる状態だった。

中国では、規制対象となる模造銃の製造・販売は法律で禁止されている。それでも今回、危険な商品が「おもちゃ」として大手通販サイトに並び、数千点も売れていた。

警察の鑑定で規制対象の模造銃と判断されたものの、10月19日現在、販売業者の摘発や商品の販売停止、通販サイトへの処分については明らかになっていない。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!