中国 子供と住宅ローンがつなぐ夫婦関係

中国で「我慢婚」がトレンド入り

2026/10/16
更新: 2026/10/16

愛情はとっくに冷めた。それでも、子供やお金の事情で離婚できず、夫婦生活を続ける。

中国で今、そんな結婚生活を表す「熬婚(アオフン)」という言葉が話題になっている。日本語でいえば「我慢婚」だ。

10月15日、中国のSNSで「今は離婚より我慢婚が流行」という話題がトレンド入りし、夫婦のあり方をめぐって議論が広がった。

同じ家に住みながら、寝室も財布も別々。会話は子供や生活費のことだけ。けんかもしない。仲が良いからではなく、もう相手に何も期待していないからだ。

離婚となれば、住宅ローンや財産分与、子供の養育など、解決しなければならない問題が山積み。別々に暮らす経済的余裕がない夫婦もいる。

一方、互いに干渉せず、子育てや生活を協力して乗り切ると割り切っている夫婦もいる。

日本にも「仮面夫婦」や「家庭内別居」はある。中国でも事情は似ている。同じ「我慢婚」でも、仕方なく耐えているのか、納得して選んだ暮らしなのか。夫婦の数だけ、それぞれの事情があるのだ。

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!