「両者は現時点で攻撃を停止し、船舶は自由に航行できる」と米当局者
米当局者は6月28日、米国とイランがホルムズ海峡の支配をめぐる攻撃を停止することで合意し、両国間の了解覚書(MOU)に関する技術協議を継続すると述べた。
「MOUのすべての分野について技術協議を継続する予定だ。両者は現時点で攻撃を停止し、船舶は自由に航行できる」と同当局者は語った。
同当局者が言及したのは、6月17日に両国間で署名された了解覚書で、世界の石油・天然ガス輸送の相当量が通過する重要な水路であるホルムズ海峡の完全再開などが盛り込まれている。
両国は、米軍がイランによるホルムズ海峡での船舶攻撃を非難した後、27日および28日に新たな攻撃を実施した。米中央軍は26日、イランが25日にシンガポール船籍のコンテナ船「エバー・ラブリー」が同海峡を出航する際に攻撃したことを受け、イランの無人機・ミサイル貯蔵施設を標的にしたと発表した。
米中央軍はさらに6月28日、パナマ船籍の原油タンカー「キク」に対するイランの攻撃への報復として、ホルムズ海峡付近のイラン軍事目標10か所を攻撃したと発表した。
米中央軍によると、攻撃対象にはイランの軍事監視インフラ、通信システム、防空陣地、無人機貯蔵施設、機雷敷設能力などが含まれていた。
これに対しイラン政府は、イラン近郊に位置する小規模産油国のバーレーンおよびクウェートに対して攻撃を実施した。
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