ホワイトハウスは27日月曜日、イラン政権が紛争解決に向けた新たな提案を提出したことを受け、トランプ米大統領が国家安全保障担当の補佐官らと協議を行ったと発表した。
ホワイトハウスのレビット報道官は、停戦と海上封鎖が続く中、テヘランが米国政府に新計画を送ったという報道について、記者会見で質問に応じた。レビット氏は提案の詳細については明らかにしなかったが、トランプ氏の「レッドライン(譲れない一線)」に変更はないことを示唆した。トランプ氏は、ホルムズ海峡の開放と、イランが保有するウランを米国に引き渡すことを求めており、同国の指導部による核兵器保有は認められないと述べている。
レビット氏は「(大統領らが)検討中であるとは言わない。今朝、協議が行われたということだけ伝えておく。私から先走ったことは言いたくないが、この件については大統領自身から直接話があるはずだ」と述べ、イラン側の「提案が協議された」ことを付け加えた。
今月初めにトランプ氏が発表して以来、米国とイランの停戦は概ね維持されている。先週、大統領は停戦を延長したが、イランの港湾に対する米軍の軍事封鎖は継続すると表明した。
しかし、マルコ・ルビオ国務長官は月曜日、ホルムズ海峡を厳格な条件の下で再開するというイラン側の自称「提案」は、米国や他国にとって受け入れがたいものであると述べた。
ルビオ氏は月曜日のフォックス・ニュースのインタビューで、イランはこの戦略的航路に対し、世界の他の国々とは異なる見解を持っていると指摘した。また、世界の石油の約5分の1が通過するこの戦略的航路の航行を、イランが阻止することはできないと強調した。
「彼らが言う『海峡の開放』とは、イランと調整し、許可を得るか、さもなくば攻撃され、かつ金を支払う限りにおいて開放するという意味だ」とルビオ氏は語った。「それは開放とは呼ばない。そこは国際水路だ。イランが国際水路の利用者を決定し、利用料を徴収するようなシステムを常態化させることはできないし、我々が容認することもない」
これらの一連のコメントは、イランのアッバス・アラグチ外相がロシアを訪問し、プーチン大統領ら政府高官と会談する中で発せられた。アラグチ氏はロシア国営テレビに対し、対イラン紛争において米軍は「何ら目的を達成していない」と主張した。しかし、2月28日に始まった米国とイスラエルによる攻撃では、イランの指導者数十名が殺害され、軍の大部分が壊滅的な打撃を受けている。
アラグチ氏はイラン国営メディアに対し、訪露の目的について「この期間の戦争に関連して生じた進展や、現在の状況について、ロシアの友人たちと協議する良い機会である」と述べた。
一方、全米自動車協会(AAA)によると、原油価格の上昇に伴い、月曜日の全米のガソリン平均価格は1ガロンあたり4.11ドル(約2セントの上昇)に達した。ブレント原油の価格は月曜日に2%以上上昇し、1バレルあたり107ドルとなっている。
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