アマゾンの創業者兼CEOのジェフ・ベゾス氏やMeta(旧フェイスブック)の創業者兼CEOのマーク・ザッカーバーグ氏ら米国のビジネスリーダーたちは、ドナルド・トランプ時期大統領の当選に反応している。
ザッカーバーグ氏は、6日にX(旧ツイッター)でトランプ氏に祝意を表し、「国として大きなチャンスが待ち受けている。あなたやあなたの政権と一緒に働くことを楽しみにしている」と述べた。
米ワシントン・ポスト紙のオーナーでもあるベゾス氏も、トランプ氏は 「驚異的な政治的カムバックと決定的勝利 」に乗り出した 「我々の第45代、そして現在は第47代大統領 」と述べ、祝意を示した。
「これほど大きなチャンスを持つ国はない」「(トランプ氏が)我々が愛するアメリカを導き、団結させるようなすべての成功を祈る」と述べた。
10月、ベゾスはワシントン・ポスト紙にオピニオン記事を寄稿し、同紙が米大統領選の特定候補への支持を表明しなかった理由について語った。同紙の支持は「選挙の結果を左右するものではない」と述べつつ、メディアをすでに信用していない人々にとっては過度に党派的だと受け止められるとして、特定候補への支持を表明しなかったと説明した。
米Google(グーグル)のスンダー・ピチャイCEO(最高経営責任者)は、6日にXへの投稿で、「我々は今、アメリカのイノベーションの黄金期を迎えており、その恩恵をすべての人にもたらすことができるよう、トランプ次期政権と協力することを約束する」と投稿した。
アップルのティム・クックCEOもXで、「我々は、米国が創意工夫、イノベーション、創造性によってリードし続けられるよう、あなたやあなたの政権と協力していくことを楽しみにしている」と述べた。
ChatGPTを運営する米OpenAIのサム・アルトマンCEOもXに投稿し、「トランプ大統領、おめでとうございます。彼の仕事での大成功を祈っている」と書いた。アルトマン氏は、別の投稿で「米国が民主的価値観に基づくAI開発において主導権を維持することが決定的に重要だ」と意見を述べた。
マイクロソフトのサティア・ナデラ最高経営責任者(CEO)も、Xで「トランプ大統領、おめでとうございます。我々は、米国と世界に新たな成長と機会を生み出すイノベーションを推進するために、あなたやあなたの政権と関わっていくことを楽しみにしている」と述べた。
マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツは、トランプの勝利についてまだ声明を発表していない。
ベゾス氏やクック氏、ピチャイ氏、アルトマン氏、ナデラ氏、ザッカーバーグ氏は2024年の大統領選挙期間中に特定候補への支持を表明していない。
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