元CNN看板キャスターのクオモ氏、コロナワクチンで健康被害…「非難恐れて皆沈黙」

2024/05/07
更新: 2024/05/07

元CNN看板キャスターのクリス・クオモ氏(53歳)は最近のニュース番組で、新型コロナワクチンを接種した後、健康状態に問題があると述べた。

クオモ氏は自身の番組『NewsNation』の中で、ワクチンによる健康被害を負ったという看護師、ショーン・バーカベージ氏へのインタビューの際に、この事実を明らかにした。

「私たちは、ワクチンが予期せぬ結果、副反応をもたらす可能性があることを知っているが、非難を恐れるあまり誰もそれについて話そうとしない」とクオモ氏。「しかし問題なのは、ショーンさんや私、そして何百万人もの人々が血液検査や生活、感情など身体的な面で奇妙なことが続いているということだ」と語った。

クオモ氏は、自分の症状や接種した新型コロナワクチンの種類について詳しくは語らなかった。しかし、インタビューの中で「体調が悪い」と明かし、「この件に取り組んでいる人たちと協力している」と状況を伝えた。

エポックタイムズはクオモ氏にコメントを求めたが、本記事掲載までに返答は得られなかった。

ワクチンによる健康被害を負ったバーカベージ氏だが、食品医薬品局(FDA)、国立衛生研究所(NIH)、疾病対策予防センター(CDC)といった連邦保健機関からのサポートはほとんどないという。

バーカベージ氏はインタビューの中で「健康被害を負った後、誰かが助けてくれると思っていた」と心境を吐露。しかし「政治家、NIH、CDC、FDAに連絡を取ったが、返答はなかった。誰も関わりたくないようだった」と語った。

その他の健康被害

ワクチンに関連した健康被害について語る有名人は多くない。しかし、世界で最も裕福な人物の一人であるイーロン・マスク氏は、ワクチン接種を受けた後に「入院しそうになった」と明かしている。

マスク氏は昨年、新型コロナワクチンを接種し「軽い風邪症状」を経験したが、渡航のために複数回ワクチンを接種したことを明らかにした。しかし、ソーシャルメディアで「3回目の接種で入院しそうになった」「コロナそのものではなく、ワクチンで苦しんでいる人が多くいる」と投稿した。

「ワクチンを信じていないわけではない。しかし、予防や治療(により引き起こされる症状)がコロナより悪くなることはあってはならない。有効性に関する公的な議論を封じるべきではない」

元フォックス・ニュースの司会者で現在はポッドキャスターのメギン・ケリー氏も、昨年、ワクチン接種による健康問題に苦しんでいると明かしている。

「私は52歳の女性ですが、ワクチンを接種したことを後悔している。ワクチンを接種しているけど、何度もコロナに感染した」

「年に一度の健康診断で、初めて自己免疫疾患と診断された。そのため、ニューヨークで最高のリウマチ専門医のところへ行き、その医師に『これは3回目のブースター接種と関係があるのか。しかも接種から3週間以内にコロナに感染している』と尋ねたら、その医師は『イエス』と答えた。こうした症状を訴えている複数の人を診ていると言っていた」と述べた。

ケリー氏はソーシャルメディアで、ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチン接種を受けたと投稿している。いっぽう、マスク氏が接種したワクチンの種類は明らかになっていない。

新型コロナワクチンの副反応は、以前主張されていたよりも深刻であることを示唆するデータが増えつつある。

スパイクタンパク質を含む新型コロナワクチンは、皮膚障害や鈍い耳鳴り、視覚障害、血液凝固、さらには死亡を引き起こす可能性があると報告されている。

CDCはワクチン接種によるメリットが副反応のリスクを上回るとして、今でもすべての年齢の人々にコロナワクチンの接種を勧めている。4月下旬に発表された通知で、CDCは65歳以上の成人に最新版のワクチンを接種するよう再度呼びかけた。

ニューヨークを拠点とするエポック タイムズの速報記者。