米大リーグで昨季最優秀選手（MVP）に選ばれたドジャースの大谷翔平選手は27日、ニューヨークで開かれた全米野球記者協会ニューヨーク支部主催の授賞式に出席し、最初から最後まで英語で「本当に光栄です」とスタッフやファンに向けて感謝の気持ちを伝えた。

大谷選手は記念の盾を受け取ったあと、ファンや関係者などの前で約2分間のスピーチを行った。

6年間過ごしたエンゼルスについて「いつもサポートし、プレーする機会を与えてくれたことに感謝します」と伝えた。昨年移籍したドジャースへは「私を信じてくれてありがとうございます。キャリアの次のステージを楽しみにしています」と語った。

日本のファンや家族に向けてもメッセージを送り「いつも限りない情熱的なサポートをしてくれることがプレーの支えになっています」「みんなに感謝しています」と想いを伝えた。

大谷選手は昨季、エンゼルスで投打の「二刀流」として活躍し、日本人選手初となる2度目のア・リーグMVPに輝いた。メジャー史上初となる2年連続での「2桁勝利＆2桁本塁打」も達成。今シーズンは去年9月に行った右ひじの手術の影響で打者に専念する見通しだ。