[ローマ 6日 ロイター] – イタリア政府は中国に対し、巨大経済圏構想「一帯一路」からの離脱を正式に通知した。政府筋が6日明らかにした。
イタリアは2019年、西側主要国として唯一同構想に参画。しかしメローニ首相は昨年の就任時に、イタリアに大きな経済的恩恵をもたらしていないとして、離脱する考えを示していた。
別の関係筋は「一帯一路構想を離脱してもイタリアは中国との良好な関係を維持する意思がある」とし、両国の関係悪化やそれに伴うイタリア経済への悪影響を巡る懸念をさほど重要視しない考えを示した。
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