1992年に李洪志氏によって伝え出された法輪功は、その著しい健康増進効果により、保険制度が不完全だった中国で瞬く間に広まった。学習者の数は1億人を数えるとされ、中国最高指導部の家族にも法輪功を習う者がいたという。
しかし当時の最高権力者だった江沢民は法輪功の人気ぶりに嫉妬し、1999年のある事件を口実に弾圧を命じた。国家機関とマスメディアを総動員し、「恐怖の大王」とばかりに善良な民衆に襲いかかった。
史上最悪とも言われる人権侵害はどのように始まり、現代中国社会にどのような影響をもたらしたのか。その実態をまとめた。
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