[ローマ 10日 ロイター] – 岸田文雄首相とイタリアのメローニ首相は10日、ローマで会談し、経済、貿易、防衛を含む幅広い分野での関係強化で合意した。
メローニ首相は会談後、記者団に対し「われわれは両国の関係を戦略的パートナーシップのレベルに高めることで合意した」と指摘。このパートナーシップは、外交政策と防衛に関する二国間協議のメカニズムを伴うもので「相互の関心事である世界と地域のテーマに関するあらゆる分野」をカバーすることになると述べた。
岸田首相は協力関係を強化する分野として、外交、投資、鉄道、映画などを挙げた上で、今回の協定が日伊間の産業面での協力を刺激し、安全保障問題における日伊間の中長期的な協力の基礎を築くことにつながることを期待していると述べた。
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