海上自衛隊と航空自衛隊は2日から7日にかけて、イギリス海軍、アメリカ海軍、オランダ海軍及びカナダ海軍と共同訓練「Pacific Crown 21-3」を実施している。訓練の海空域は東シナ海から四国南方を経て関東南方に至る海空域という。
演習では、海自からは護衛艦「いせ」、「あさひ」、「はるさめ」、「たかなみ」、「きりしま」、「おおなみ」、「てるづき」及び搭載航空機(SH-60J/K)、潜水艦1隻。空自からはF-2、F-15、E-767が参加した。主に対抗戦、防空戦、対潜戦などを行う予定。
演習を通じて、部隊の戦術技量の向上及び各国との連携の強化を図る。
この日本周辺海域における多国間演習は、アジアに派遣された英空母クイーン・エリザベス打撃群を中心としている。岸防衛相は3日の記者会見で「新たな段階に入った日英関係の象徴」と位置付けた。
(大紀元日本語編集部)
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