東京都内のマクドナルドの店舗で撮られた「T字型のイス」の写真が、ツイッターなどSNS上で話題になっている。台湾の自由時報(15日付)も、この不思議な形をしたイスについて報じた。
投稿された写真からも分かるように、その椅子というのは円筒形のT字型になっている。通常のクッションイスよりもはるかに座面が小さいので、店のスタッフが清掃をするときは助かるかもしれない。ただ、背もたれがないため、利用者は両足で体を支える必要がありそうだ。
椅子じゃなくて「止まり木?」
ネットユーザーによる感想はというと、まず外観に関しては「椅子じゃなくて止まり木?」「丸太かな」「平安時代の枕みたい」など、なかなか納得のいく「例え話」が並べられていた。
気になる「使用感」については、やはり「ちょっと座りにくい」といった予想通りの感想が多く寄せられている。
「ごゆっくり、とか言いつつ長居させないらしい」「滞在時間を減らして、客の回転率上げようとしている」など、辛口の声がある一方、「そもそもマックは長い時間居座るところじゃない」「混雑する店内では都合が良い。これなら通る時に邪魔にならないから」など好意的な見方もある。
そのほか「こういう形は許せる。ただ、固定されて移動できないのが一番許せない」など違う着目点にこだわる声や、「子供や高齢者には危ないのでは」など本当に心配する人もいた。
話題のイスの名は「ヒップバー」
「J-CASTニュース」が日本マクドナルド広報部に問い合わせたところ、このイスの名称は「ヒップバー」だという。現在導入されているのは、東京と名古屋にある3店舗のみだそうだ。
「時短で利用する方が多く、かつ、客席のスペースに制約がある店舗で、できるだけ多くのお客様にお食事を楽しんでいただけるように」との理由で設置したという。「J-CASTニュース」15日付が伝えた。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。