東京で見つけた「マック店内のT字イス」が台湾でも話題に 子供やお年寄りは大丈夫?

2023/03/19
更新: 2023/05/26

東京都内のマクドナルドの店舗で撮られた「T字型のイス」の写真が、ツイッターなどSNS上で話題になっている。台湾の自由時報(15日付)も、この不思議な形をしたイスについて報じた。

投稿された写真からも分かるように、その椅子というのは円筒形のT字型になっている。通常のクッションイスよりもはるかに座面が小さいので、店のスタッフが清掃をするときは助かるかもしれない。ただ、背もたれがないため、利用者は両足で体を支える必要がありそうだ。

椅子じゃなくて「止まり木?」

ネットユーザーによる感想はというと、まず外観に関しては「椅子じゃなくて止まり木?」「丸太かな」「平安時代の枕みたい」など、なかなか納得のいく「例え話」が並べられていた。

気になる「使用感」については、やはり「ちょっと座りにくい」といった予想通りの感想が多く寄せられている。

「ごゆっくり、とか言いつつ長居させないらしい」「滞在時間を減らして、客の回転率上げようとしている」など、辛口の声がある一方、「そもそもマックは長い時間居座るところじゃない」「混雑する店内では都合が良い。これなら通る時に邪魔にならないから」など好意的な見方もある。

そのほか「こういう形は許せる。ただ、固定されて移動できないのが一番許せない」など違う着目点にこだわる声や、「子供や高齢者には危ないのでは」など本当に心配する人もいた。

話題のイスの名は「ヒップバー」

「J-CASTニュース」が日本マクドナルド広報部に問い合わせたところ、このイスの名称は「ヒップバー」だという。現在導入されているのは、東京と名古屋にある3店舗のみだそうだ。

「時短で利用する方が多く、かつ、客席のスペースに制約がある店舗で、できるだけ多くのお客様にお食事を楽しんでいただけるように」との理由で設置したという。「J-CASTニュース」15日付が伝えた。

 

李凌
エポックタイムズ記者。主に中国関連報道を担当。大学では経済学を専攻。カウンセラー育成学校で心理カウンセリングも学んだ。中国の真実の姿を伝えます!
鳥飼聡
二松学舎大院博士課程修了(文学修士)。高校教師などを経て、エポックタイムズ入社。中国の文化、歴史、社会関係の記事を中心に執筆・編集しています。