トランプ陣営の上級法務顧問ジェナ・エリス(Jenna Ellis)氏は、選挙不正を告発する証人が脅迫を受けていると発言した。これが原因で多くの証人が公聴会に出席できなかったと説明した。
ミシガン州下院監視委員会(Michigan House Oversight Committee)は12月2日、公聴会を開いた。
同氏はその後、ツイッターに「ミシガン州の議員が委員会の公聴会中に全国放送のテレビ放送の中で公然と彼らを脅迫している、あなたもそれを見ることができる」と投稿した。
同氏は、デトロイト民主党のシンシア・ジョンソン(Cynthia Johnson)下院議員が公聴会で証人のジェシー・ジェイコブ(Jessy Jacob)氏の「本名」を尋ねる映像を取り上げた。同証人は「結婚後に姓が変わった」と答えたが、ジョンソン議員は彼女の旧姓の綴りを述べるよう要求した。同議員からの質問はそれだけだったという。
エリス氏は、「このやり取りは、ジョンソン議員が『証人の証言が気に入らなかった』というだけの理由で、全国放送のテレビの前で証人へ威嚇を試み、悪意を持ってその個人情報を収集しようとした」と批判した。
証人のジェイコブ氏はミシガン州議会議員の前で声明を発表し、「選挙スタッフから投票用紙の日付を戻して記入するように指示された」と告発した。彼女はこの行為を「詐欺的で腐敗したもの」と表現している。
彼女はまた、証言の中で、デトロイトの選挙スタッフが、バイデン氏と民主党に投票するよう有権者を「指導」、あるいは「指導を試みた」のを目撃したと語った。
続けて同証人は、郵便投票の締切日(11月2日)の午後4時、投票所には多くの人が詰めかけた。自分は投票所スタッフが投票部屋に行き、有権者が投票用紙に記入するのを手伝っていたのを目撃した。「それは間違っているとわかっているので、少し心配になったが、監督者はこれを見ても何も言わなかった」と述べた。
ジョンソン議員の事務所は、英文大紀元エポックタイムズ紙のコメント要請に答えていない。
また、公聴会の別の告発について、ジョンソン議員は、下院監視委員会の共和党のマット・ホール(Matt Hall)委員長が証人に「ここに来て嘘をつく」ことを許可していると非難した。
すべての証人は、証言の信ぴょう性について宣誓している。
デトロイトのTCFセンターの別の投票監視員であるヒマ・コラナギレディー(Hima Kolanagireddy)氏は、選挙日に民主党の監視員や選挙スタッフと交流した際、「自分が共和党員であると示すステッカーを見せた時、『あなたは間違った側にいる』と言われた」と述べた。
ウェイン郡選挙委員会の2人の委員、および州の開票点検委員会の1人の委員を含むミシガン州の一部の共和党員は、脅威にさらされている。
11月23日に開かれた選挙結果を認定するためのミシガン州の開票点検委員会(Michigan Board of Canvassers)の会議で、共和党員のノーム・シンクル(Norm Shinkle)氏は投票を棄権し、バイデン氏を当選者と認定することを拒否した。同氏は妻子が電話やメールで脅されていたことを明かした。
ウェイン郡の開票点検委員会のモニカ・パーマー(Monica Palmer)委員長と共和党議員ウィリアム・C・ハートマン(William Hartmann)氏は、結果の認証に反対票を投じた後、レイシストと非難され、罵倒されたと明らかにした。「家族も脅かされた」という。
選挙結果の認定に投票しなかったある共和党開票点検委員は、「妻子を脅す」という電話を多く受けたと述べた。ウェイン郡キャンバス委員会の2人の共和党員も自分たちはある民主党議員から脅迫されたと宣誓した。
11月25日、ゲティスバーグ(Gettysburg)で開催されたペンシルベニア州上院での選挙詐欺に関する公聴会の中で、トランプ大統領は電話で参加し、脅迫に負けないよう支持者を激励した。
トランプ氏は、ミシガン州ウェイン郡の2人の共和党選挙委員が選挙結果の認証を拒否したのは、同郡の70%の区で、郵送した数をはるかに上回る票数が返送されたという不正が見つかったためだと説明した。
(大紀元日本ウェブ編集部)
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