資源消耗型成長への「死刑判決」と指摘される北京の濃霧、29日 (Getty Images)
【大紀元日本1月30日】北京市はまた「濃霧」に包まれた。27日から、北京市は今年4度目の濃霧警報に見舞われている。『フォーチュン』誌は、濃霧は北京への警鐘を通り越し、中国の資源消耗型成長への「死刑判決」になっていると指摘した。
27日からの北京各地は「重度汚染」や、それを上回る最悪な「厳重汚染」を示す空気汚染数値を記録した。一部の地区では夜になると、視界が500メートルに満たさないという。当局は市民に外出を控えるよう呼び掛けている。
今回の濃霧は今年に入ってから4回目。北京市では緊急対策を講じているものの、「中国ではまだ数億の人が初めての車、初めてのエアコン、初めての冷蔵庫をほしがっている」ことを案じると、この対策は数年ないし数十年の年月を要するだろうと国内紙・環球時報は外国メディアの見方として伝えた。
(翻訳編集・張凛音)
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