中共高官、高智晟弁護士の抗議活動にエール

2006/02/24
更新: 2006/02/24

【大紀元日本2月24日】高智晟弁護士は、「希望の声」ラジオの取材で、中共上層の幹部から同弁護士ら有志が展開しているハンスト・リレーに対して応援する旨の電話を受けたことを明かした。幹部は電話の中で名前を明かさなかったという。

中共上層の幹部から電話で声援を受けた高弁護士(大紀元)

2月21日に高弁護士の事務所に電話をかけた人は声をボイスチェンジャーで変えた。「声を変えないと、身分がすぐばれてしまうから」と説明した。

この人は電話の中で、高弁護士が推進しているハンストー・リレー抗議行動への支持を表明し、「あなたは毎日我々を批判しているが、私は高さんを真の友だと見なしている。あなたは私の正体を知らないが、私はあなたに関する情報を知り尽くしている。私があなたに関心があるのはあなたが私たちを批判し続けているからだ。これからもどんどん批判してください。よくやった。すばらしいことだ」と語った。

また相手は「私がだれなのかを聞かないでください。これ以上は語れない。しかし毎日私は必ずあなたのことを気遣っている、朝起きて一番先に確認する事は高さんの安全である」と洩らした。高弁護士は、相手はかなり知名度の高い中共高官であると推測した。

高弁護士は取材で、「私は一介の庶民なのに、大勢の人々に支えられ、多くの支援をいただき、本当にありがたい。皆さんのご期待を裏切らないために、睡眠も削って、命掛けで中国人のために尽くしていこうと思っている。私は本当に極普通の一般人なのだ」と心情を吐露した。

高智晟弁護士など数人の人権活動家が今月初めに発起したハンストー・リレー抗議活動は国内外の声援を集めている、中共高層部に衝撃を与えたようだ。