カナダ人弁護士、ハンスト・リレーに参加

2006/02/12
更新: 2006/02/12

【大紀元日本2月12日】カナダの人権派弁護士ジョー・エティエン氏は2月10日(トロント時間)、駐トロント中国領事館の前で中共の暴政を抗議する全世界ハンスト・リレーに賛同する声明を発表し、同日午前零時より24時間のハンストに入ったことを明らかにした。

トロントのハンスト・リレーは2月6日、フリージャーナリスト盛雪(シェン・シュエ)氏、元瀋陽市司法局・韓広生局長ら多数の有識者によって始められたが、西洋人の参加者は同弁護士が初めてであるという。

エティエン人権弁護士が駐トロント中国領事館の前(大紀元)

エティエン氏は声明の中で、この活動の発起人である高智晟弁護士は中国の社会的弱者と弾圧・迫害されている人々の代理人として彼らの権益を守り、中共政権の圧力にも動ぜず、迫害を受けている法輪功学習者のために果敢に立ちあがったことを重視すべきだと述べた。さらに、「高弁護士の勇気に励まされ、中国の弁護士を応援するために、自ら世界範囲のハンスト・リレーに参加した」と活動参加の動機を述べた。

また、大紀元時報の技術総監が中共スパイに襲われ、殴打された事件について、同弁護士は、中国の民主、自由、人権のために奮闘している人々の身の安全は、民主主義を建国の礎とする米国においても保障されるべきである。「それができなければ、米政府にとって最大の恥辱である」との見解を示した。

エティエン弁護士は前中国国家主席・江沢民を提訴した案件の中で、原告側の代理人弁護士を務めている。

(記者・李佳)