【大紀元日本1月21日】麻生太郎外相は19日、日本記者クラブでの記者会見で、台湾の李登輝前総統が5月の日本訪問について、「リタイアした李登輝さんはそんなに偉くない。大したことはない。大騒ぎするから話が込み入る」と語り、入国を許可する見解を明らかにした。中共政権は李前総統の訪日に反対しており、外相の発言に反発するのは必至だ。
台湾記者の「日本政府が条件をつけるのは不思議だ」という質問に対し、麻生外相は「あなたの言っていることはまったく正しい」と答え、民間人の立場として李氏の日本訪問を処理すべきとの認識を示し、「(李氏から)正式な申請がないので、この段階でどうするかとは言えない」と述べた。
中共政権は日本政府に対し、李氏の入国を認めないよう要求している。