持久戦がテーマとなる。英国のシンクタンク、国際戦略研究所(IISS)は最新の報告書で、中国軍が最近、ロシアとウクライナの戦争から教訓を得て、未来のインド太平洋地域での戦争が長引く消耗戦になることを予測し、「持久戦」への準備を進めていると指摘した。
中国の軍用原子力プロジェクトの主要な請負業者である中国核工業建設股份有限公司(以下、中国核建)がこのほど公表した経営中間報告書によると、今年は軍事工事の新規受注額は7月までに、前年同比約4倍増となった。国内のナショナリズム、反米の声が高まるなか、中国政府は核軍事力を強化しているとみられる。
2021/08/27