10月18日、アメリカ各地で「ノー・キングス(王様はいらない)」とする日に合わせた集会やデモ行進が行われ、複数のマルクス主義系団体が参加した。
主催者のウェブサイトによると、ニューヨーク市で開かれたイベントの協力団体には、アメリカ共産党、青年共産主義連盟、自由社会主義党、アメリカ民主社会主義者など、マルクス主義系の複数の組織が名を連ねている。
「王様はいらない」と標ぼうする組織のスポークスマンであるユニーク・オルティス氏は、大紀元の取材に対し、「アメリカ共産党はニューヨークでの集会のみに参加し、それ以外の活動は主催していない」とコメントした。
急進的政治運動を研究する反共的立場の専門家であるトレバー・ラウデン氏によると、アメリカ民主社会主義者は同国最大規模のマルクス主義団体の一つであり、キューバや中共政権と関係を持ち、ベネズエラでの活動にも関与しているとされている。
また、アメリカ民主社会主義者は「サンパウロ・フォーラム」にも名を連ねている。同フォーラムは、かつてのキューバ独裁者フィデル・カストロ氏と、ブラジルのルーラ大統領が数十年前に設立したもので、「ラテンアメリカにおける社会主義の奪還」を目的としているという。
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