[ソウル 19日 ロイター] – 韓国軍は19日、同国に向けて北朝鮮がごみを運ぶ風船を飛ばしたことへの対抗措置として、大型拡声器による対北宣伝放送を夜間に行ったと発表した。
北朝鮮は5月以来、ごみの入った袋を付けた数千個の風船を風に乗せて韓国側に飛ばし、住宅地などに落下させて物的損害を与えている。
韓国軍はこうした行為をやめるよう繰り返し警告した後、南北境界に設置された大型拡声器を使って対北宣伝放送を再開し、世界のニュースや韓国のポップ音楽「Kポップ」を流した。
宣伝放送は2018年の南北合意の下で停止されたが、緊張が高まる中で双方が合意無効化を宣言している。
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