このごろ、悪臭を放つ河川で魚やエビが大量死。深刻な水質汚染が懸念される「滁河流域」に位置する中国安徽省滁(ジョ)州市の政府官僚らの「爆弾発言」や無責任な態度をめぐって、世論の反発が起きている。
中国中央テレビ(CCTV)23日付は、魚やエビの大量死が発生している長江支流の滁河で、死魚などの引き揚げ作業を担当する村民の話を取り上げて報道した。
村民によると、「過去2日、河の色は黒だった。それから深緑色に変わった。それでも水面には絶えず死んだ魚がプカプカ流れてくる、刺激臭もひどい。水は黒くよどんでいるから手を洗う勇気もない」という。
「河に有毒な汚水が流れ込んでいるのではないか」と心配する地元民は政府関連部門に対し、「水質検査を行うよう」求めているが、担当部門は「水は問題ない」「水質検査を行う必要はない」と一蹴している。
現地政府の生態環境当局の竇平分(とうへいぶん)局長は「茅台酒(まおたいしゅ)飲んで死んだ人もいるんだ。だからって、茅台酒の毒性分析を行うのか? そんなことをする必要はないだろう」と回答。
現地の水利部門官僚の楊俊氏にいたっては、「正直に言うと、私はあと2か月で定年を迎える。こんな(面倒な)事には関わらないほうがいい」と本音をポロリと吐いてしまっている。
この2人の「爆弾発言」がSNSで拡散されると、非難が殺到した。「中国共産党(中共)官僚はこういう奴ばかりだ」「いかにも中共の党員特色」といった嘆きの声が広がっている。
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