ダム建設により水底に沈む「桃源郷」の村 村民の抵抗を暴力的に鎮圧=中国 湖南省

2024/04/01
更新: 2024/04/01

湖南省湘西トゥチャ族ミャオ族自治州、吉首市にある矮寨鎮(わいさい町)の一部の村は現在、政府によるダム建設のために、強制的な取り壊しに遭っている。

このほど、政府による強制取壊しに反対し、抵抗する村民たちが、現地政府の派遣した警察に殴打、逮捕されるなどして暴力的に鎮圧されたことがわかった。

先月27日にネットに流出した複数の動画のなかには、矮寨鎮德茹村の村民宅が重機によって取り壊される様子や、政府によって送り込まれた大勢の警官が抵抗する村民を暴力的に鎮圧する様子が映し出されている。

「矮寨鎮德茹村」は、俗世間を離れた美しい別世界「桃源郷」と称されるほどの美しい風景が広がる現地の観光名所である。しかし、ダム(大興寨水庫)の建設により、この村は水底に沈むことになる。
 

「桃源郷」と称される「矮寨鎮德茹村」の景色(ネットより)

 

(ダム建設のため、政府による強制的な取り壊しや暴力的な鎮圧に遭っている湖南省の村、2024年3月27日)

 

(ダム建設のため、政府による強制的な取り壊しや暴力的な鎮圧に遭っている湖南省の村、2024年3月27日)

李凌
中国出身で、日本に帰化したエポックタイムズ記者。中国関連報道を担当。大学で経済学を専攻し、中国社会・経済・人権問題を中心に取材・執筆を行う。真実と伝統を大切に、中国の真実の姿を、ありのままに、わかりやすく伝えます!