Huseyin Hayatsever
[アンカラ/ワシントン 23日 ロイター] – トルコ議会は23日、スウェーデンの北大西洋条約機構(NATO)加盟を認める法案を承認した。4時間以上にわたる討議の後、賛成多数で可決された。
エルドアン大統領は数日以内に法案に署名する見通し。
スウェーデンのクリステション首相は短文投稿サイトのX(旧ツイッター)への投稿で「NATOの正式加盟にまた一歩近づいた」とし、トルコ議会がスウェーデンのNATO加盟を承認したことは「ポジティブ」と述べた。
これにより、スウェーデンのNATO加盟を批准していない国はハンガリーのみとなる。一方、ハンガリーのオルバン首相は、スウェーデンのクリステション首相を自国に招き、NATO加盟に関する協議をする意向を示した。
NATOのストルテンベルグ事務総長はトルコによる加盟承認を歓迎するとし、ハンガリーもできるだけ早期に批准手続きを終えることを期待すると述べた。
米ホワイトハウスのサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)は「スウェーデンは強力で有能な防衛パートナーであり、NATO加盟は米国と同盟をより安全で強固なものにする」とX(旧ツイッター)に投稿した。
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。