[キシナウ(モルドバ) 15日 ロイター] – フランスのマクロン大統領は15日、モルドバのサンドゥ大統領と共同記者会見し、モルドバが欧州連合(EU)加盟を目指すことは「完全に正当」との考えを示した。
モルドバ、ジョージアおよびウクライナはいずれも旧ソ連に属した歴史があり、2月24日のロシアのウクライナ侵攻直後にEU加盟を申請している。
ウクライナとEU加盟国ルーマニアの中間に位置するモルドバは、新ロシア独立派が実効支配しロシアの平和維持軍が占領しているウクライナ国境のトランスニストリア地域問題により戦争に巻き込まれる懸念があり、EU加盟申請を進めている。
フランスは6月までEU議長国を務めており、マクロン大統領は来週のEU評議会でモルドバの加盟申請についてコンセンサスが得られるよう支援すると述べた。
また、ウクライナでの戦争を「地域全体の安定に対する脅威」とし、モルドバは既に「EUの一因として組み込まれている」と述べた。
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