[東京 8日 ロイター] – 外務省は8日、駐日ロシア大使館の外交官と通商代表部職員8人の国外退去を要請した。森健良事務次官が8同日、ガルージン大使を外務省に呼んで伝えた。米国やフランス、イタリアなどはすでに一部外交官を追放している。
小野日子報道官によると、森次官はガルージン大使に対し、「民間人殺害を否定し、ウクライナと西側によるフェイクと主張するロシア側のプロパガンダはまったく受け入れられない」と伝達。ガルージン大使はロシア側の主張をしたものの、同次官は「まったく受け入れられない」と応じた。
外務省によると、ガルージン大使は追放の対象に含まれていない。
主要7カ国(G7)は7日、ロシアが侵攻したウクライナで市民が殺害されているのが見つかったことを受け、追加制裁を盛り込んだ声明を発表。政府は8日、G7と足並みをそろえてロシアからの石炭輸入を削減する方針も決めた。
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