トランプ大統領の2016年の選挙運動で元データ・戦略ディレクターを務めたマット・ブレイナード(Matt Braynard)氏は、FBIが2020年の大統領選で潜在的な犯罪の証拠を求めて、彼に接触したと明らかにした。
ブレイナード氏は選挙の公正さを研究する「Voter Integrity Project(VIP)」を率いており、2020の大統領選での選挙不正の証拠データを収集している。
ブレイナード氏は11月29日のツイートで「@FBIは積極的かつ直接的に私に対して、違法投票を示すVIPの調査結果を要求してきた」と述べた。
「火曜日(12月1日)までに、私たちは名前、住所、電話番号などを含むすべてのデータをFBIに提出する」
保守的な非営利団体であり、ブレイナード氏にこの仕事を任せている『トーマス・モア・ソサエティ (Thomas More Society) 』の『アミスタッド・プロジェクト (Amistad Project) 』は彼の話を裏付けた。
アミスタッド・プロジェクトの責任者で、元カンザス州検事総長のフィリップ・クライン氏は11月29日のツイッターの声明で、「FBIロサンゼルス支局のヤング・オー(Young Oh)特別捜査官が、われわれのデータを求めてブレイナード氏に接触したことが分かった。ブレイナード氏はこの要請に全面的に協力しており、私たちは彼を全面的に支持する」と述べた。
「このデータは、私たちが訴訟を起こした州で、不正投票の可能性がある数十万票を特定するために使用された」
FBIの広報担当者は大紀元に対し、「司法省の標準的な慣行に従い、FBIは捜査の存在を肯定も否定もしない」と述べた。
証拠によると、何千人もの有権者が、郵送した不在者投票が数えられず、選挙権を剥奪された。
VIPはまた、何千人もの人々が、既に住んでいないと思われる州で投票したことを発見した。この人たちはすでに住所変更を申請していたり、別の州で有権者登録を済ませたりしている。
また、何千人もの人々が、郵便局や商業施設の住所を使って有権者登録をしていた。彼らは住所に「APT」、「UNIT」、「STE」などを使って、住宅の住所に見せかけていた。
さらに、州のデータによると、多くの有権者が不在者投票を申請していると記されているが、彼らは申請していないと言っている。
ブレイナード氏は大紀元の番組、「Crossroads」のインタビューで、「現在、アリゾナ州、ジョージア州、ウィスコンシン州の少なくとも3つの州では、問題のある投票の数が両候補の獲得票差を上回っている」と語った。
2020年の大統領選後に、トランプ陣営や他の団体が複数の州で選挙違反や不正疑惑を訴えている中、大統領を含む多くの共和党議員は、FBIがこれらの疑惑を捜査する十分な対策を講じていないと批判している。
ブレイナード氏は多くのFBI捜査官は誠実だと述べた。
「ここ数年、FBIの指導者たちの行動に対する批判がある一方で、多くのFBIの一般職員は愛国者であり、憲法および法と秩序のために戦っていることを私は知っている」と彼は11月29日のツイートで述べた。
彼の調査結果はいくつかの訴訟で引用されており、元連邦検察官のシドニー・パウエル弁護士が起こした2つの訴訟も含まれている。パウエル弁護士は訴訟で、ジョージア州とミシガン州の選挙結果が無効であると主張している。
「私たちが行ったすべての分析は、『魔法の数式』とか、私たちが発見した何らかのパターンとか、投票機のソフトウェアの中で起こったことではない」とブレイナード氏は述べた。
「この選挙で投票し、ジョージア州で住所変更カードを提出し、他の州に引っ越した人のリストがある。そしてこの人たちが他の州で有権者登録を済ませたデータもある。しかしこの人たちはジョージア州で期日前投票や不在者投票を行った。複数の州で投票した人の名前と記録、州が提供している生のデータを見せることができる」
「だから、これは推測ではない。これはデータが示していることだ」
大紀元はすべての結果が認証され、訴訟が解決されるまで、2020年の大統領選挙の勝者の発表を控える。
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