問題の集計ソフト、ペロシ下院議長の顧問が「同社の上級幹部」との指摘

2020/11/10
更新: 2020/11/10

トランプ陣営の弁護士、シドニー・パウエル(Sidney Powell)氏は11月8日、米FOXビジネスのキャスター、マリア・バーティロモ(Maria Bartiromo)氏とのインタビューで、民主党が大統領選挙を組織的に操作していると非難した。バーティロモ氏によると、民主党のナンシー・ペロシ(Nancy Pelosi)下院議長の顧問が開票ミスを起こした集計ソフトの会社の上級幹部だと明かした。

パウエル弁護士は、「民主党が共和党から票を盗むだけでなく、党内でも互いの票を盗んでいる」ことも明らかにした。

パウエル氏は、ソフトウェア開発会社、「ドミニオン集計システム」(Dominion Voting Systems、以下はドミニオン社)の集計ソフトは、トランプ氏に投じた票をバイデン氏に計上するために使われたと強調した。同集計ソフトは、ペンシルベニア州を含む各州で使用された。ミシガン州のアントリム郡(Antrim County)では、同集計システムは、トランプ氏に投じた6000以上の票をバイデン氏の方にカウントした。その後、再集計を行った結果、トランプ氏は同郡で、敗北から一転して勝利となった。

バーティロモ氏はパウエル氏に対して、「なぜドミニオン社のソフトが頻繁に過ちを犯すのか」と質問した。

パウエル氏は、「ソフトの不具合は起こり得ないし、起こるべきではない。われわれはコンピュータ・システムを調査する必要がある」としたうえ、「彼らは事前に計画していた。トランプ大統領がブルー・ステート(民主党を支持する州)で勝利しそうな時、彼らは集計を中止し、(集計作業所に)バイデン氏を支持する投票を運び込み、トランプ大統領への投票を持ち去った」と述べた。

バーティロモ氏によると、ドミニオン社の上級幹部は長年、ペロシ下院議長の主要顧問を務めている。民主党所属でカリフォルニア州選出のダイアン・ファインスタイン(Dianne Feinstein)上院議員の夫、リチャード・ブルーム(Richard Bloom)氏が同社の主要株主であるという。バーティロモ氏は、 「民主党はこのソフト会社との間にどのような利害関係があると思うか」とパウエル氏に尋ねた。

パウエル弁護士は、「その関係性は明白だ。彼らはこのシステムを利用して、不正を働き、票を盗んだ」と糾弾した。同氏は、「彼らは、他の民主党候補からも票を盗んでいる」とし、2016年、バーニー・サンダース上院議員がこのやり方で、ヒラリー・クリントン氏に「負けてしまい」、民主党の大統領候補になれなかった可能性が大きいと指摘した。

パウエル氏は、「われわれは激戦州での45万票が、他の候補者に投じられることなく、『奇跡的に』バイデン氏のみに投じられたことを確認した」と述べた。

(大紀元日本ウェブ編集部)