中国新疆ウィグル自治区カシュガル地区のタシュクルガン・タジク県では現地時間11日朝5時58分、マグニチュード(M)5.5の地震が発生した。余震も続いた影響で、これまで8人が死亡し、約20人が負傷した。
新疆地震局が同ソーシャルサイト・微博公式アカウントで、震源は県の中心部で、震源の深さが8000メートルの表層地震であるため、揺れで180棟以上の家屋や建物が倒壊し、789人が被災した。
中国メディアによると、まだ生き埋めになった住民がいるため、救助活動が続いている。
また地震情報サイト「中国地震台網」によると、11日午前8時まで、同地域で51回の地震が観測された。ほとんどはM3以下だったという。
(翻訳編集・張哲)